6.トラブル編 - 3

6.トラブル編 - 3

田舎暮しトラブル編3 定住できなかったケースなど
移住者が引き起こすトラブル、移住者が抱える疑問や悩み、そして田舎暮らしの失敗について、雑誌などで見られる実際の事例を集めました。
1. 悪徳ブローカーに注意!
業者を信用せずに自分で土地を探し、地元住民の紹介で農地と山林を購入後、登記しようとしたところで敷地が村有林にかかっていた。
結局、定住できなかった。
2. ライフスタイルに含わなかった
夫婦共働き、仕事の都合で市街地に事務所を持ち、通っていた。
地元との関係も良好で10年暮らしたが、負担が大きいため、近隣の新興住宅地に引っ越していった。
3. 地元の職場になじめなかった
地元財団経営のキャンプ場の管理に就いて意欲的に働いたが、他の職員が全員地元住民でアイデアがすべて却下されたり、住宅条件などで古参職員から文句を言われた。
その後、経営破綻で財団が解散、引き継いだ会社に誘われたが、断って出ていった。
4. 子どもの教育費が家計を直撃
田舎暮らしが夢だった夫婦が、3人の子どもの教育環境も考えて山間部に移住。
上の子が中学卒業後、地元に高校がないために他地域で進学・下宿。2人目、3人目も下宿したため経済的負担が家計を直撃。
今まで見て頂いたトラブルの大方は、最初のページでご説明した「現地を訪ねる」「地域の行事などを学習する」「目的地の田舎暮し窓口に相談」「体験学習を定期的に」実行する。などの事前調査を細かく行なうことで防ぐことができます。
又、それらの情報を「田舎ぐらしナビゲータ」から説明を受けることが最も効果的です。
※このトラブル集は京都府農業会議発行「農村リーダー読本・京の田舎暮らし」を参考に編集いたしました。
2012/05/05
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