猟銃安全指導委員
2011年5月19日
今日は京都府警察本部にて猟銃安全指導委員の研修会に参加してきました。猟銃安全指導委員は猟銃による事件・事故を防ぐため、猟銃所有者に適正な使い方などについて助言・指導を行う目的、猟銃による事故等の絶無を目標、猟銃所持者同士のコミュニティの構築 任期は2年間 ナビゲーターが所属する警察署管内には私ともう一人の銃砲所持者と2名が京都府公安委員会から昨年委嘱を受ける事になった。(京都府内55名委嘱)今日は1年目が終わり2年目の義務研修会と言いうわけで、13時~16時頃まで講習がおこなわれた。今日の京都市内は28度まで温度が上がり、少し汗ばむ感じで半そでシャツでもおかしくない気候であった。本部2階の会議室でおこなわれたが、震災の関係で府警本部内も省エネモード、暑い(―_―)!!暑い理由は省エネ+少し遅刻気味で行ったので、駐車場から駆け足をしたせいもあったのだ。汗をかきながら、冒頭に猟銃の所持者の現状並び使用による危害の発生状況について説明が有った。昨年度は京都府において死亡事故が1件、(2名死亡)猟銃による自殺が2件、違反により3名が処分されたと報告がありました。自殺は全国的にも結構有るみたいである。功労して銃砲を所持して自殺の道具に猟銃が使用されたと聞かされると、ほんとに辛いモノを感じる。猟銃の事故が有る度に法律が厳しくなるわけで、どんどん所持が難しくなるのである。10年前と現在を比べると、猟銃の数は約2,000丁・猟銃所持者の数は約1,000人も減少しているとのこと、平成13年度の50歳代の所持者を100とした場合、平成22年度は38%に減少になるそうだ。 年々猟銃を所持する事は難しくなる一方ではあるが、猟師の世界も高齢化が進み有害駆除などの活動が近い将来非常に難しい状況になることは事実である。猟銃は大変危険な道具だが、また必要な場合もあるので有る程度数は保持して行かなければならない事も事実である。ナビゲーターも縁があり昨年から委嘱されたので全力で猟銃による事故等の絶無に頑張りたいと思っています。
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有害駆除隊
2011年5月17日
福知山市長の挨拶 |
第5回 福知山市有害鳥獣駆除隊の総会が15日 福知山市内でおこなわれた。ナビゲーター垣内も地元福知山市の有害駆除隊員で有る為、午後5時から参加した。画像は市長の挨拶の風景である。福知山市には福知山支部猟友会員160名と三和支部猟友会員45名の2猟友会で構成されており、その2猟友会の会員205名の中から駆除隊の規約に基づき192名の駆除隊員が有害駆除の活動をおこなっている。22年度の事業報告の中で22年度の捕獲状況報告が有ったが、22年度はオス鹿1,142頭 メス鹿1,116頭 猪971頭 アライグマ187頭 アナグマ183頭 その他 報告がなされたが、やはりかなりの数が今年も駆除隊の活動により捕獲されている事がわかる。これだけの数が捕獲されるのにも関わらず、農作物への害獣の被害は減らない! 今年は特に三和町では猪の被害が多く報告されており、年々山間部から集落の周辺での被害が増えている、山から里へと猪が生息拠点を移しているような気がする。
オリーブ植樹完了!
2011年5月15日
本日ようやくオリーブの苗木を植樹する事が出来た。苗床の穴掘りから、土壌の改良、肥料を混ぜながら土壌を作りようやく植え付けする事ができた。今回試験栽培する所は6か所 @京都府南丹市美山 A京都府南丹市日吉町 B兵庫県豊岡市 C大阪府阪南市 D滋賀県東近江市 E和歌山県日高郡印南町 同じ関西でもかなり条件(温度・土壌等)が違う6か所で栽培がいよいよスタートした。約5年後のオリーブの実を楽しみにそれぞれ違った目的での栽培である。 はるばるイタリアからやってきたオリーブの苗木に期待がかかる。ナビゲーター垣内の栽培の目的は荒廃した農地への栽培である、鹿や猪の獣害も少ないと聞いているので、地元の田舎にはピッタリの作物になる可能性がある。もし獣害が少なく手間も少ないようならどんどん過疎高齢化した農山村の荒廃した農地にどんどん栽培していきたいと思う。 しばらく水やりに忙しくなりそう〜〜
オリーブの試験栽培に挑戦
2011年5月8日
オリーブの栽培に挑戦! なんで? ひょんな事から栽培を始める事になった。 京都府農村振興課がプロジェクトする「命の里・農村ビジネス推進研究会」のエコツアービジネス(着地型観光ビジネス)のメンバーにナビゲーター垣内も参加しているのですが、そこで知り合った、新現役の会の剣菱さんから 関西地域においてオリーブを普及させることにより、地域の活性化や若い世代を応援する事を目的として試験栽培に参加して欲しいとの依頼があり、参加する事になった! もともとナビゲーター垣内が、この話を聞いて”ビビっと”きたのは、新規就農者に荒廃した農地の有効利用に使える★ Iターンで田舎へ来て果樹を栽培したい等の話が多く たいてい最近はぶどう・ブルーベリー・ミカン・栗・柿などであるがどれをとってもあまりパットしない。 そこでオリーブの話、イケる! まずはナビゲーター垣内が自分で栽培し、実際に京都の中丹地域で栽培できるか経験してみる事にした。
フキの栽培
2011年5月7日
いよいよ フキの栽培を開始します。 まずフキを栽培するほ場に基肥料を前面に散布する。 今回は堆肥として牛糞を散布してみた。牛糞は10a に対し2トンを散布したのだが、これがまた大変(ー_ー)!! 一人で2トンの牛糞を一輪車に乗せ、あちらこちらに置いていくそして桑でばらまく、結構重労働だ。朝8時~夕方6時ごろまでかかりようやく散布完了!
「農業と経済」
2011年5月1日
「農業と経済」4月号にナビベーター垣内がコラムを掲載。今回は田舎暮らしナビゲーターでは無く、猟師(ハンター)垣内として、猟師が見つめる山と野生の現実 とい言う内容でコラムを書かせていただきました。 猟師として今年で23年目を迎える。
猟師が見つめる山と野生の現実
□残念ながら、近年の山の荒廃は止まることを知らない。豊かな実を付け、野生動物の餌としての役割を果たしていた広葉樹林は急速に姿を消しつつある。
□間伐によって林床に太陽光線が届き、下草が生育しやすい環境を作り出し、加えて土砂災害や土壌の流出防止のためにも重要な保育作業を放棄された植林の山が増えてきているからである。
□自治体によっては、間伐を一般参加のイベントやボランティア活動として森林体験的な内容で啓発活動も行ってはいるが、マクロな観点から山と自然を捉えると残念ながら極めて部分的な対症療法であることは否めない。
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□地域の条件によって異なると思うが、私の住む中山間地域では特に『山が里を侵食している』とでもいえる状況が進行している。
□この荒廃のメカニズムとは。林業の衰退に伴い所有者が山を放棄すると、保全や整備の人が入らない。そのため林道の自然崩壊が進み、猟の車すら入れずより荒廃が広がる。
□しっかり根を張り保水力の高い広葉樹が消え、土砂災害が増える。さらに倒木や立枯れが進み益々山が荒れる。さらに、過疎や高齢化による脱農で廃屋が増え、果樹や田畑が放置されて「山」の侵食に輪をかけることになっているのが現状である。
□里山との境界が無くなり、餌の無い山から様々な野生動物が里に下り易い環境が出来上がってしまっている。
□小動物は廃屋に棲み付き、猪は廃田を掘り返しモグラやミミズを捕食する。鹿は放置された田畑の草を食み、猿や熊は収穫されないままの果実を餌とする。
□これらの繰り返しが山野の野生動物の増加に繋がり、里は至る所で「山化」している。
□国立公園や世界遺産、そして研究用の演習林といった特殊な保護、管理条件下の地域以外の「山と里」は、殆んどこのような有様を呈しているのではないだろうか。
□それやこれやが重なり、最近数多く報道される「山に棲息するはず」の野生動物が私たちの生活エリアに出現し、重大な社会問題となることも頷けるのである。
□今後、これ以上の自然崩壊が進めば、中山間地域の農業や生活者に与える被害は、増えることはあっても減るとは考えられない。
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□近年「海は山が作る」という言葉をよく聞くようになった。
□豊かな広葉樹林は秋になると葉を落とし、落ち葉はやがて分解され栄養分豊かな土となる。そして、山に雨が降ると豊かなミネラルを含んだ水(川)となって海まで運ばれ、その栄養分によって植物性プランクトンが増える。魚や貝が育つ豊穣な海は、そこに繋がる山の豊かさと大きく関係しているのである。
□自然と人間の共生ということを促進させるためには、水の循環や生物の食物連鎖など、自然の循環を総括的に捉えた上で、山や森林の保護・育成を考えなければならない。
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□猟師として思う。山や自然を経済活動という名目の基に乱開発し、自然の生態系に大きな影響を与えた上に、山を離れざるをえなくなった野生動物達を人間が邪魔者扱いしても良いのであろうか。
□年々増加する甚大な農業災害や、人的被害を防がなければならないことは十分理解できるが、今は野生とのより適切な共生の形を模索する時代であると思う。
□里での簡単な捕食を知ってしまった野生獣を元の野生に戻すことは非常に難しい。なぜなら、彼らは学習能力が非常に高いからだ。
■時間はかかるだろうが、豊かな山を次世代に残すには「人間が自然の掟を無造作に破ってはいけない」という原点を再認識するべきであると思う。
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□ベテランの猟師は、どんな足跡でも瞬時に何者なのかを見抜くことができるという。先ず獣の種類、何頭いるか、個体の大きさや子供を連れているか、どこに向かっているか、などである。
□その獣道に残る足跡が土壌の流出や倒木で途絶えていたとしたら・・・。
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□近年、狩猟は趣味やスポーツとしては盛んだが猟師は確実に減っている。猟師は、自然を、山や木を、そしてそこに棲息する生き物の生態を知ることに始まると教えられた。
□今からでも決して遅くはない。人間と野生の生き物が「健全な山」を媒体に、「良き隣人」として共生できる自然環境の再生を願っているのは私だけではないだろう。
京都府福知山市 垣内忠正
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猟師が見つめる山と野生の現実
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京都の田舎暮らし!田舎物件をアップ中!
2011年3月7日
春の訪れと共に、田舎暮らし希望者の方が動き始められました。
当社へのお問い合わせも前月比4倍となり、ご見学者者が続々とお見えになっています。
ネットを通して物件探しをされておられる方も、現地に赴き、ご自分の五感を通して物件をお考え頂くことをお薦めいたします。
イベント
2010年9月28日
ARTCUBE田舎暮らし相談会開催
9月12日・26日 京都府京丹波町 道の駅マーケスで、また9月19日・20日・23日は京丹波町 道の駅 和(なごみ)でそれぞれ田舎暮らしイベントを開催した。 イベントは京都の丹波地域に移住しているIターンやUターンの元気な取り組みをパネルやパンフレットで紹介したり、特産物の紹介など、新規就農の相談から移住の為の不動産物件の紹介や田舎暮らしについてのなんでも相談会を開催した。 12日は京丹波町へIターン者の早川農園の代表早川さんとコラボレーションで、日本一の丹波の黒枝豆の1株オーナーの紹介をしたところ、すごい人気で約20人以上の応募があり、改めて丹波の黒枝豆の人気にびっくり。 また、23日は京都新聞社の取材もしていただき、翌日の記事にしていただき感激いたしました。 今後も地元Iターン者の元気な方の活動紹介や田舎暮らしを希望する人の応援をしていきたい。
次回のイベントは10月2回・11月2回予定していますので、ご興味のある方は是非お立ち寄り下さい。お待ちしております!
京の田ぐらしナビゲーター
2010年5月20日
認定書 |
今日 「京の田舎ぐらしナビゲーター」の認定書が自宅へ届いた。 「京の田舎ぐらしナビゲーター」として認定をいただき今年で3年目に入る、まだまだ、十分に活動出来ていないけれど今年も頑張って農山村への都市住民の移住のお手伝いを頑張ってやっていきたいと、思っています。早いもので、私も都会からIターンし23年目を迎える。 現在の潟Aートキューブの仕事も何とか都会からの移住者がスムーズに移住出来るようにと、考え不動産業をはじめた。 夢を現実にする為、田舎に憧れて移住する人を応援したいと心から願う。 23年間私が田舎暮らしで学んだ事を夢見る田舎暮らし希望者へ伝えたい、そんな動機から自ら「京の田舎ぐらしナビゲーター」を志願したのでした。これかもどんどん京都の田舎へ移住する人の応援をしていきたいと思っております。
「京の田舎ぐらしナビゲーター」制度とは
丹波三和 6月号
2010年5月20日